’16-09
市原幹也
「LOGBOOKおろしまち」

こんにちは、市原です。私は、まちを舞台にして日々を演じている人々を素材とし、演劇作品をつくっています。さて、LOGBOOKはまちを使った宝探し遊びであり、みんなでその遊びをつくるワークショップでもあります。元々logbookという言葉は、航海日誌と訳されることが多く、それは航海士たちが旅の様子を書きつける日誌のことです。いつか同じ航路を行く航海士たちへの引き継ぎの記録とも言われています。私たちがやるワークショップも同様です。まず、あなたには自由にまちを歩いてもらい、体験したことを次々に記録してもらいます。次にその記録を元に紙と鉛筆を使って、スゴロクのような絵地図[logbook;航海日誌]を作ってもらいます。最後に、それを参加者同士で交換してまちを歩き、誰かの体験を辿りながらまちを歩いてゴールを目指します。みんなでキョロキョロしながら、ワイワイとまちを歩くのは(ポケモンGOよりも)とても楽しいです。また、誰かの体験の連続とも言える[logbook;航海日誌]を次々に辿ることは、まるで戯曲に書かれた登場人物を演じるような体験とも言えるかもしれません。まあ、そんな演劇の難しいことを考えなくたっていいんです。まちに出て自分だけの宝探し遊びをつくったり、歩き疲れるまで無邪気に遊んだりするのは、本当に楽しいんです。遠くから遊びに行くので、ぜひ一緒にまちを航海してみませんか?

 

【講 師】市原幹也(劇団のこされ劇場≡)

【日 時】2016年9月22日(木・祝) 13:30~16:00 つくる!ワークショップ

 【日時】2016年9月22日(木・祝) 16:30~18:00 あそぶ!ワークショップ

 【日時】2016年9月22日(木・祝) 18:30~20:30 懇親会

【会 場】せんだい演劇工房10-BOX box-3

【対 象】演劇に興味のある方、あるいは、まち歩きに興味がある方。
        ※18歳未満の方は保護者の方の同意が必要
        ※小学生低学年の参加は保護者の同伴が必要

【参加費】つくる!:1,500円

     あそぶ!:1,000円

     懇親会 :   500円

     通し券 :2,500円

【定 員】つくる!:20名(先着順)

     あそぶ!:40名(先着順)
        
※予定人数に達し次第締め切りといたします

 

LOGBOOKについて
2012年北九州市にて、市原幹也(演出家)と野村政之(制作者/ドラマトゥルク)が、演劇の手法を使ったまち歩きワークショップとして考案し実施。その後、子どもからお年寄りまでが気軽に参加し交流できるアートプロジェクトとして発展。各地の芸術祭や演劇祭に招聘され、これまでに全国13都市で実施。なかでも横浜市においては「横浜トリエンナーレ」サポーター自主活動として現在200種類以上の[logbook;航海日誌]が作られており、2014年の本展開催中には会場で体験できるワークショップとして展開された。一方、横浜美術館では市民ボランティアや教育者向けの研修プログラムとして応用されている。

 

 

市原幹也/いちはらみきや
演出家。劇団のこされ劇場≡主宰。演劇センターF芸術監督。2005年から北九州芸術劇場とともに作る演劇作品を発表。2009年からは劇団員らと商店街のなかに民間劇場を立ち上げ、地域に密着した運営と創作を展開。そこで5年に渡り芸術監督を務めた「えだみつ演劇フェスティバル」等の先進的な取り組みは国内外から注目を得る。一方で、園児から高齢者までを対象にした市民との創作を多数実施。これらの幅広い創作活動が評価され、平成24年度北九州市民文化奨励賞を受賞。現在は横浜トリエンナーレサポーター事業の年間講師を務めるなどし、演劇を応用した地域活性や市民協働の在り方を提案している。

>>>「logbook」ホームページ

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